ペット(猫)を海外から連れて帰る方法-② 検疫所への事前申請編

前の投稿で手順1~4を説明しています。

すけぽんは、検査結果がOKとなった抗体価検査実施日が2019年4月15日でしたので、同年10月15日頃以降の日本へ帰国するスケジュールとしました。

JFK空港-成田空港で10月のフライトで帰国する、というざっくりとしたスケジュールを決めて、気は早いですが、8月ごろにNACCS(https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/system/49.html)から、手順5の事前申請を行いました。事前届出書の記載例を載せています。検疫所の方はすごく丁寧な対応をいただけるので、「40日前までに」という最低日数前ではなく、早め早めに相談するといいかなと思います。

ポイントとなるところは、赤線で引いているところがNACCSで私が入力した箇所です。入力情報についてはアメリカで作成して裏書をもらう輸出書類と合致する必要がありますので、輸出書類を書いてもらう動物病院のデータを確認しながら、記載しましょう。

フライトについては、8月申請の際には実際に決まっていなかったのですが、仮で申請して、40日前までにまた変更があれば変更申請をすることとしました。
(実際には変更せず、このフライトをおさえることができました)

マイクロチップの標識年月日、番号は動物病院のデータを確認しましょう(輸出ドキュメントに記載されます)。

※私は不勉強にも輸送形態を「Air Cargo」としてしまいましたが、実際は「Hand Luggage」でした(受付の際に預けてしまうのでHand luggageと違うかと思っていました、、恥)。飛行機到着時に間違いだったことがわかり、検疫所の皆さまにご迷惑をおかけしました。そして時間が少しかかったので、すけぽんのご機嫌斜め度はMAXでした。

こちらは、抗体検査結果の資料を見ながら正確に記載しましょう。前の投稿でも説明しましたが、各国の検査機関は指定されています(検疫所HP;https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/lab.html#us)。ここまで記載をすれば事前申請は終了です!

承認されるとこの書類が印刷できるようになります。これはアメリカの輸出ドキュメントとして必要です。

ちなみに、、、

こちらは、事前申請提出後に出した変更届です。自分で勝手に「茶色」と思ってBrownとしていたら、シェルターからもらった資料にGrey and Whiteと記載され、動物病院でもそのような記載になっていることが判明した(ただの確認不足、、、)ため提出しました。
こういうこともありますので、早め早めの申請をして、不明点は検疫所の方に質問する、という流れをとると確実です。

以下のケースは、変更届では認められず、再申請が必要となります。時間があれば対応可能だと思いますが、時間がないと大変なことになりかねないので、注意が必要です。
ー到着日を早めること
ー輸入頭数を追加すること
ー他の個体に変更すること
ー到着予定日を過ぎてから輸入日程を変更すること

検疫所の事前申請の次は、輸出国サイドでの手続きです。これは次の投稿で紹介します。