ペット(猫)を海外から連れて帰る方法-① 事前準備編
さて今回はアメリカ生まれのすけぽんを日本へ一緒に帰国(彼にとっては移住)した際の輸入手続きの流れを紹介したいと思います。
日本の輸入;検疫所HP
https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/import-index.html
アメリカの輸出;APHISのHP
https://www.aphis.usda.gov/aphis/pet-travel/by-country/pettravel-japan
ここでは、わかりやすい説明がしてある検疫所のHP手順に照らしながら、帰国日最低6か月前(180日前)までに準備をしておきたい、以下手順1ー手順4の経験談を書きます!
手順1:マイクロチップの埋め込み、 手順2:狂犬病予防注射(2回以上)
マイクロチップは国際標準規格(ISO)11784及び11785に適合している必要があるそうですが、もし別の規格でも機械で読み取れれば大丈夫なようです(https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/microchip.html)。
すけぽんのケースでは、アダプト後の初診の際にシェルターでもらった書類に基づき、動物病院のデータに登録してもらいました。
帰国の予定がある場合は、行きつけの動物病院でマイクロチップについては専用機械で読み取ってもらい、番号確認と埋められている箇所、動作確認をしておくことをおすすめします(どちらにせよ輸出書類に記載が必要ですので、チェックができる動物病院にかかったほうがよいと思います)。
手順3:狂犬病抗体検査、手順4:輸出前待機
すけぽんは2回目の狂犬病注射とともに抗体価検査を実施(600ドルくらいかかりました、汗)。日本が定めている各国の試験場(アメリカはカンザス州)に検査書類が送られ、検査実施後、獣医さんに結果が送られてきます。大体2-3週間で結果はでました。抗体価が0.51以上必要ですが、すけぽんは4.56という結果。問題なし!これで下準備は完了です。
抗体価検査は2年で期限が切れますので、いつ帰るかわからない場合は、狂犬病注射とともに、期限管理をして、期限がくる2ヶ月くらい前までには再度実施した方がよいと思います。
私のように英語に自信がない人は日本の動物検疫所の英語版の書類とAPHISの日本への輸出項目に英語で記載がありますので、それを印刷して持って行って、指差しをしながら説明することをお勧めします!なんとかなります!
次は、実際に帰国する時期が決まってからの書類準備について記載していきます。